1月 クリスマスローズ 開花株も出回ります
クリスマスローズの開花株などが販売される1月は、
本格的にクリスマスローズを楽しめる時期だと言えます。
これらは温室で作られたものですが、まだ咲いていない花も
徐々に楽しめる時期に差し掛かっています。
■1月の管理方法
・防寒対策
寒い北風などの当たる場所に植える、
フォエティドゥスなどの有茎種は、
夜間に不織布などで株を覆い寒さ除けを行います。
・支柱立て
有茎種で花の茎が長くなるものに関しては
この時期に支柱を立てて雪に対応できるようにしておきます。
・古葉の切り取り作業
まだ古葉を切り取っていない場合は切り取りを行います。
葉を切り取ることで花茎を上手に伸ばす効果が期待できます。
切り取った後は株元を綺麗にし、わらやバークチップ、
落葉樹の落ち葉などでマルチングを行います。
■庭植えの管理
・水やり
晴天が続き乾燥気味になっているようであれば水やりを行いますが、
基本的に水やりの必要はありません。
・肥料
この時期は肥料を与えなくて構いません。
■鉢植えの管理
・水やり
天気が良い日の午前中に1回水を与えてください。
・肥料
肥料不足にならないように、リン酸分の多い緩効性化成肥料を、
6号鉢で6グラムを目安に施します。
・置き場
風が当たらなく日当たりの良い場所で管理しましょう。
また開花しはじめたら、霜の降りない屋根のある場所で管理をします。
原種系も出回る時期です
■病害虫の防除について
1月など冬の時期はほとんど病害虫が発生しないため、
特に薬剤を散布する必要はありません。
しかし、稀にアブラムシなどの発生が考えられますので
日々観察をすることを忘れないようにしましょう。
万が一、アブラムシが発生してしまったら、
ニテンピラム粒剤・アセフェート粒剤などを散布し防除します。
>>クリスマスローズ 開花株を各種見てみる
- 2019.01.16 Wednesday
- クリスマスローズ 育て方 12ヶ月
- 07:41
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- by mio tukata